翻訳業界においてTEPとは、Translation(翻訳)、Editing(編集)、Proofreading(校正)を意味する言葉です。これは業界で広く認められている標準的な翻訳プロセスで、翻訳において可能な限り高い品質を実現するためのものです。
当社のTEPワークフロー
ボリューム分析
新たに翻訳が必要なものと繰り返されているものの正確なワード数・文字数およびTMの有効性を把握するために、原本を分析します。
新しいお客様および新しい言語の組み合わせに対しては、新しいTMが作成されます。
所要時間の予測
プロジェクトの規模に基づいて、完了に必要な時間が予測されます。
ファイルの準備
CATツールと既存翻訳メモリまたは新規翻訳メモリ(新しいお客様、新しい言語の組み合わせの場合)を用いて、二か国語表示で翻訳を行うための準備がソースコンテンツに対して行われます。
プロジェクトに対する指示
プロジェクトチームに対し、お客様の要件、ファイルフォーマット、内容、所要時間、参考資料(スタイルガイド、用語集など)を考慮に入れた一連の指示が作成されます。
翻訳・編集・校正
ソースコンテンツが対象言語に翻訳され、その編集、校正が行われます。各段階の担当者は異なり(すべて対象言語のネイティブスピーカーです)、CATが用いられます。
品質保証
AD VERBUMの言語品質部門がQAツールを用いて翻訳に誤りがないかを確認します。
文書整形・レイアウト
翻訳された文書のレイアウトが原本と異なっていないかを確認します。お客様のご要望に応じて、DTP作業や文書整形も行われます。
お客様専用翻訳メモリの更新
翻訳の最終結果を用いて、お客様専用のもの、およびその言語ペアの翻訳メモリを更新します。これにより今後のプロジェクトにおいて、一貫性、納期短縮、コスト削減が確保されます。
お客様からのフィードバック
TEPチームは受けたフィードバックを確認し、お客様が期待することを把握します。
お客様のフィードバックの実装
お客様からのフィードバックが翻訳メモリ、そして該当する場合はお客様専用の用語集やスタイルガイドに組み込まれます。
カスタマイズされたワークフロー
ワークフローはカスタマイズすることが可能です。必要なことをお聞かせいただけば、それに従ってワークフローを調整いたしますので、どうぞご相談ください。